
もちろん地面が常に真っ白というわけにいかないので、地面の描き方も覚える必要があります
土と砂の地面でも、描き方が違ってきたりもします
今回も「マンガでわかる キラとマリアの背景が描きたい!―自然編―」を参考にしております
ネットで背景の描き方を検索すると、やたら描きこまれたイラストがヒットして「これを描け」なんてこと言われます
その点「キラとマリア」は、ほどよいクオリティなので、初心者に入り込みやすいです
そもそもやたら描きこみすぎると、キャラクターの方が目立たなくなる恐れがあります

背景は、あくまで背景です
さて、このページでは、
といったことを解説します
【STEP1】地面も背景!その描き方は?

土の地面の描き方
土の地面は、横線を引いていって描いていきます
ただ横線を引くのでなく、ジグザグに引いていったり、短い線を重ねたりしましょう
近景は線を多く描き、遠景は少なめにします
ほか土っぽさを出すため、
も描きましょう
小石は地面に埋まっているので、底は平らに描きます


近景と遠景の描き方のちがいを意識しよう
芝生の描き方も覚えよう
芝生は、近景は草の形をきっちり描きましょう
3~7本くらいを一束にし、いろんな向きで描いて、折り返しているのも入れたりしましょう
また一番近景にある草はトーンを入れたり、黒ベタのシルエットで描いたりしましょう
遠景の草は少な目で、短い縦線のみで描きます


草はいろんな方向に描くことで、自然のものに見えるように描こう
砂場を描くには?
砂の質感を出す場合、土と違って点描で描いていきます
また、ところどろこに、砂の盛り上がりを表す山形の線なども入れましょう
やはり、遠景は点描や線は少な目にします


土の地面とは描き方がちがうよ
【STEP2】岩の描き方を覚えよう

岩は、パースに沿って描いていきます
下の画像では、二点透視図法で描いています
まず、四角でアタリを取り、光源も決めておくことで影となる部分も決めます

アタリが取れたら、その四角の角を丸めていきます

そして少しずつ岩の形に近づけるため、削ったり、線を入れたりします

だいたいの形ができたら、層を作っていくような感じに線を入れて、分割していきます
細かい起伏も加えていきます

さらに線を入れて細かく分けていき、ひびも入れていきます

仕上げに、細かな線を少し入れて質感を出して、影を入れます

「マンガでわかる キラとマリアの背景が描きたい!―自然編―」では、岩に続いて『崖』の描き方も解説しています
崖はアタリの取り方が独特で、なかなか描くのが難しいので、とても参考になります
ぜひ、チェックしてみてください

不規則にゴツゴツしている分、アタリの取り方がむずかしいんだよね
まとめ:いろんな地面や岩の描き方のおさらい
地面にも、土には土の、砂場には砂場の描き方があります
今回はその描き方について解説しました
このページの内容は、
についてでした
「背景はよく描けているのに、地面が描かれていない……」
なんてことにならないよう、地面の描き方も覚えていきましょう

岩も、いびつな形にならないようパースとアタリをきっちり取っていこう

土の地面と砂場の描き分けも、よく覚えておこう